陰毛に白髪が生えると癌や病気になる？甲状腺異常で白髪になる？

陰毛（アンダーヘア）に白髪が生えてくるのは、癌（ガン）になる前兆だと噂があるようですが、これは医学的根拠のない都市伝説です。

何故、このような都市伝説が噂されるようになったのでしょうか？

これは「年齢」に関係していると推察できます。

というのは、「白髪が生えてくる年齢」と「癌の罹患リスクが高くなる年齢」が近いことが考えられます。

「国立がん研究センター情報サービス」に、癌の罹患率が高まるのは、女性は20代後半から、男性は30代に入ってから徐々に増えてくるというデータがあります。

また、癌による死亡率が高まるのが、40代から徐々に高まり50代半ばから急激に増えてきます。

一方、毛髪に白髪が生えてくるのは、30代後半から40代ではないでしょうか？

おそらく陰毛に白髪が生えてくるのも、そのくらいの年齢だと考えられます。

40代前後世代の方は、「癌」になりやすく「白髪」も生えてくる年代と言えます。

このように、陰毛に白髪が生えてくるようになると「癌」になる割合も増えてくるので、陰毛に白髪が生えるのは、癌になる前兆という都市伝説になったのかもしれませんね。

陰毛に白髪が生える男性は生殖機能が衰えるのか？

また、陰毛に白髪が生えてくると男性の生殖機能は衰えるのでしょうか？

実は、「陰毛の白髪」と「生殖機能」に因果関係はありません。なので、陰毛に白髪が生えてきても生殖機能が衰えることはありません。

これも癌の都市伝説と同じように、年齢と関係があると考えられます。

男性の生殖機能は性ホルモンであるテステステロンの分泌量に比例しています。

白髪が増え始める40代は、テステステロンの分泌量も減少し始めるタイミングでもあります。

なので、精力減退のタイミングと陰毛に白髪の生えるタイミングが重なっているということです。

カンジタもクラミジアも毛質には関係はなく、陰毛白髪とは関係がありませんから、気にし過ぎないようにすることでしょう。

若い人で陰毛に白髪を見つけたらまずストレスや栄養不足を疑ってみましょう。

また、陰毛の白髪と性病にも因果関係があるのでは？と疑問に思われていますが、陰毛の白髪と性病に因果関係はありません。

そもそも性病になるのは、皮膚・粘膜病変部との接触によって感染します。なので、白髪に限らず陰毛が原因で性病になることはありません。

ただ「毛じらみ」は陰毛の直接的な接触によって感染します。タオルや寝具などによる間接的な感染の可能性もありますが、ほとんどは直接的な接触感染です。

とはいっても、白髪に限らず陰毛の接触が原因なので、白髪が生えたから「毛じらみ」になりやすいというわけではありません。

ビタミンB-12不足のように、甲状腺に問題があると、髪の毛にそれが表れる。

こう説明するのは「WebMD」。もし甲状腺ガンの心配をしているのなら、この記事を読んでみてください。

陰毛の白髪が甲状腺機能低下の原因になることはありません。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が不足することで起こる病気です。

陰毛に白髪が生えたからといって甲状腺ホルモンの分泌量に影響を与えることはありません。

ただ、甲状腺ホルモンの分泌量が減ることで、まれに女性に抜け毛の症状が出ることがあります。

通常、抜け毛は女性ホルモンのバランスが崩れることが原因ですが、甲状腺ホルモンが不足することでも起こります。

なので、陰毛の白髪と甲状腺との因果関係はありませんが、抜け毛症と甲状腺との関連は否定できません。

ただ、強調しておきたいのは、抜け毛症になったから甲状腺ホルモンが減少するのではなく、甲状腺ホルモンが減少することで抜け毛症になることがある、ということです。

以上のことから、陰毛に白髪が生えたからと言って、癌になったり、性病や生殖機能の低下、甲状腺低下症などの病気になることはありません。

白髪の生えてく年代と、いろいろな病気に煩わされる年代とが重なっている、ということです。

なので、陰毛から白髪が生えてきたからといって、一喜一憂することのないようにしましょう。

そうは言っても、どうしても気になってしまうかたは、正しく対処したいですよね。

デリケートな部位から生えてくる陰毛の白髪は、抜いたりするのではなく、安全なヘアカラーで染めることをおすすめします。

ヘアカラートリートメントがおすすめな理由と、お薦めのヘアカラー剤を紹介しているので参考にして下さい。＞＞陰毛の白髪染め【おすすめランキング】